親の相続が気になる方へ 平成最後の1ケ月 親や家族と昔の思い出話をしてみませんか?
ウェルビーイング・コンサルティング・オフィス
地域密着型相続コンサルタント 寺田尚平です。
今日は、新元号「令和」の話題で持ち切りですが、最近はテレビなどでは、
「平成を振り返る」という特集がよく放送されています。
先日、私は「自分史セミナー」に参加させていただきました。
自分を構成しているもの(家族、仕事、趣味など)、自分を表現する色を書き
出したうえで、過去の人生の満足度の変遷を表す「ライフラインチャート」
を作成、グループのメンバーに発表、その後、テーマを絞った「自分史」を
作成するという内容でした。
今までの人生では、全く経験がなかったのですが、ここ1年くらい、こうい
う風に、自分を振り返る、自分のことを知ろうとする機会に出会いました。
昨年の夏に受講した「キャリアコンサルタント養成講座」のなかで、職業選
択の第1歩は「自己分析」からということを教わり、自分のことを振り返っ
てみたり、昨年の秋に受講した「創業スクール」においても、自分を振り返
り、「ライフラインチャート」を作成するワークを行いました。
就職活動や起業後のマーケティング活動においては、このように、過去を振
り返り、経験したこと、強みや弱み、信念や価値観などを明確にすることに
より、自分にあった仕事やビジネスを見つけたり、他者とは違う自分という
存在を強くアピールすることが可能になります。
![](https://wellbeing-wakayama.com/wp-content/uploads/2019/04/IMG_20190401_165328-1024x768.jpg)
相続への備え・対策を行うにあたっても、自分や家族の過去を振り返るとい
う作業がとても大切なことになります。
相続させる人(ここでは親とします)のなかには、それぞれの財産にまつわ
る歴史、エピソード、想いが存在し、どのように財産を配分するかを考える
のに、単に金銭的な価値だけで考えられるものではありません。
預金通帳の過去の入出金の記録は、その人と家族の歴史が刻まれています。
初めて給料をもらった、ボーナスが出たので家族で食事に行った、住宅ロー
ンを組んだ時に大金が一時的に入金された、子どもが大学に入ったので入学
金を支払った、退職金が入った など通帳を眺めていると、その時の光景や
感情がよみがえります。
先祖代々の土地などは、長い年月の歴史や想いなどが宿っています。
相続では、単に財産をどのように引き継ぐかということではなく、親の人生
や家族の歴史、エピソード、想いも一緒に引き継ぐことが大切です。
もめない・円満な相続を実現するポイントは、ここにあると考えています。
そして、親の人生や家族の歴史、エピソード、想いを理解したうえで、財産
を引き継いだ子ども達の心の中には、親はいつまでも生き続けます。
父親を亡くした女子高校生が、大学に合格して、亡父に向って「大学行けた
よ」と報告し、亡父から「おめでとう!」と返ってくる 大手生命保険会社
のCMがありますが、あのように遺された子どもの心のなかで生き続けます。
平成という時代の最後の1ケ月、親や家族と一緒に、家族の歴史、エピソー
ド、想いなどを振り返る時間を作ってみてはいかがでしょうか?
昔の思い出話などをすることにより、親と相続の話をするきっかけをつかむ
ことがきっとできると思います。
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