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親の相続が気になる方へ 財産の分け方「平等」と「公平」は違うことはご存じですか?

ウェルビーイング・コンサルティング・オフィス

地域密着型相続コンサルタント 寺田尚平です。

親の相続が気になる方は、どちらかと言えば、長男や長女、親と同居してい

たるまたは、近くに住んでいる 親の事業を引き継いでいる という方が多

いのではないかと思います。

この方々のなかに、親の財産の分け方について、他の兄弟姉妹と、上手く折

り合えるか という心配をされていることがあります。

その気持ちよくわかります。

自分が想定している分け方とは、異なる分け方を主張されないか というこ

とです。

現在の民法における法定相続分は、子どもは全員平等であるということにな

っています。

この法定相続分に従い、親の財産を金額的に「平等」に相続することは、

果たして「公平」であるか という疑問があります。

親の近くにいて生活面で何かと親のお世話をしている子どもと、親の面倒は、

他の兄弟姉妹に任せきりの子ども、親の事業を引き継ぐ子どもと、親の事業

にはノータッチの子どもで、財産の金銭的な価値だけを見て、「平等」に分

けることは、「公平」とは言い切れないと思います。

また、親の財産が、現金・預金のみというケースでは、どのような分け方も

可能ですが、多くの場合は、自宅や事業用の不動産など 分けることが難し

い財産が含まれています。

自宅や事業用の不動産などを分けることはできなくはありませんが、後々

大変な問題を引き起こす可能性があります。

相続争いを防ぐには、兄弟姉妹がそれぞれ、金額的な「平等」にこだわるの

ではなく、それぞれが「公平感」を持てる分け方とはどういう分け方になる

かということを話し合うことです。

しかし、親が他界した後、親の意思がわからない状態で、子ども達だけで、

「公平感」もある分け方を話し合うのは、かなりハードルが高いのでないか

と思います。

やはり、親が元気なうちに、親の気持ちや考えを聴きながら、相続人全員で

「公平感」のある分け方について話し合うことが大切です。

この話し合いが、「家族会議」です。

親が元気なうちに、「家族会議」を開催し、それぞれの気持ちや考えを確認

したうえで、家族全員が「公平感」のある分け方をして、円満な相続を実現

していただきたいと思います。

そのために、当オフィスでは、総合的な相続コンサルティングのなかのひと

つのメニューとして、「家族会議」開催のサポートをさせていただいておりま

す。

※「家族会議」については、こちらのブログにも記載しています。👇

  ”いきなり財産分けの話”をさける‟家族会議”

まずは、親の相続について気になることがあれば、どんな些細なことでも

ご相談ください。

寺田 尚平のプロフィールはこちらから 👇

  寺田 尚平のプロフィール

電話でのお問合わせは 「073-494-7778」

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