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親の相続が気になる方へ ‟いきなり財産分けの話”をさける‟家族会議”

ウェルビーイング・コンサルティング・オフィス

地域密着型相続コンサルタント 寺田尚平です。

親の相続が気になることが多くなる50代、60代の方とお話していて、

「なかなか相続のことを切り出せない」ということをよく聞きます。

その気持ちとてもよくわかります。

自分だけ特別に、多く財産が欲しいということを望んでいるわけではないし、

まさか、親に早く亡くなってほしいなんて思っているわけでもないのに、

相続のことを切り出すと・・・

「親の財産をあてにしているのか」

「ひとり占めしようとたくらんでいる」

「親に早く亡くなってほしいのか」   

というふうに、親や兄弟姉妹から思われるのでないかと考えてしまうことも

あります。

例えば、長男が、ステーキではなくて、‟いきなり相続の話“では、親や弟・妹

から、疑心暗鬼に見られてしまうことも考えられます。

これは、前回のブログでもお伝えしていますが、家族の間で「相続に対する

意識の溝」があることが原因です。

しかし、家族のなかで、誰かが親の相続のことについて、音頭をとって話し

合いの機会をつくって、動き始めないと、何もできないまま、相続を迎える

ことになります。

そうなれば、相続発生後に、‟いきなり財産分けの話“になります。

もしこの段階で、兄弟姉妹のなかで、考えや想いの食い違いがあれば、その

調整はかなり難しいものになります。

相続税のかかるご家庭にとっては、相続税の納付期限が、相続発生後10ケ

月であり、それまでに分け方を決めておくことが望ましいという事情もあり

ます。

食い違いを調整している時間はそれほど多くありません。

だからこそ、親が元気なうちに、家族間の相続に対する意識の溝を埋めて、

親の相続に対する合意形成を行う話し合い「家族会議」の機会をつくることが

重要になります。

そして、家族間の合意形成に基づいて、遺言書や生前贈与、家族信託などの

具体的な対策を進めていくことが大事なことと考えています。

この家族間の合意形成なく、ひとりの考えだけで実行された対策は、場合に

よっては、相続発生後にもめる原因となることがあります。

とは言っても、家族だけで「家族会議」を行い、目的を達成できればいいの

ですが、家族だけで行うと、

「相続以外のことに脱線してしまう」

「話のポイントがずれたまま時間だけが過ぎてしまう」

「照れくさくて、なかなか本音が言えない」

などの弊害が考えられます。

このような弊害をさけるために、相続に関する知識があり、事例などを知っ

ていて、全体的な視点を持っている専門家による「家族会議」のサポートが

必要になります。

当オフィスでは、それぞれのご家族の相続に関する全体像を見ながら、

「家族会議」のサポートも行いますので、ぜひ一度ご相談ください。

‟ステーキ“の‟いきなり”はいいですが、

‟財産分けの話“の”いきなり“は避けたいですね!

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