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「スルガ銀行問題」と「相続コンサルタント」

ウェルビーイング・コンサルティング・オフィス

地域密着型相続コンサルタント 寺田尚平です。

今回は、相続に関するよくある「誤解」から離れて、不動産会社スマートデ

イズの運営するシェアハウス「かぼちゃの馬車」のオーナーの方々が、窮地

に立っている問題 いわゆる「スルガ銀行問題」と「相続コンサルタント」

の役割について、お伝えしたいと思います。

まず、昨年夏頃に盛んに報道されていた「スルガ銀行問題」の概要です。

①オーナーの方々は、スマートデイズから約束のされた家賃が振り込まれる

 ことを前提に、スルガ銀行から多額のローンを組んで、シェアハウスを購

 入した。

②ところが、スマートデイズからの家賃の支払いが停止され、オーナーはロ

 ーンの返済が困難な状況になった。

③スルガ銀行は、組織的にローンの審査の過程で、預金残高の資料などを改

 ざんするという不適切な対応をとっていた。

この問題の原因は、スマートハウスおよびスルガ銀行の経営・組織体制や社

風にあったということに尽きます。

ただ、とても悔やまれるのは、オーナーの方々は、不動産投資の知識や経験

のある富裕層ではない、一般のサラリーマンが多く、数千万円から億単位の

ローンを組んでいたということ。

そして、被害にあったオーナーの方々が、契約をする前に、銀行、不動産会

社でもない第三者に相談する機会がなかったのか?という点です。

金融機関での勤務の経験があったり、ファイナンシャルプランナーの資格を

保有していれば、この仕組みや一般的なサラリーマンが多額のローンを組む

ことについて、直感的に、高いリスクや問題があることは指摘できるものと

思われます。

まだまだ、企業に属さず、特定の商品を販売していない独立したコンサルタ

ントやファイナンシャルプランナーの存在は、少なく認知されていない状況で

す。

同じようなことは、相続の生前対策においても発生しています。

相続の問題は、法律、税金、資産の状況だけでなく、それぞれの家族の気持

ちなどの感情などが複雑に絡み合うため、ひとつの対策だけに固執すると、

思わぬところで問題が発生したりします。

相続に関することで、銀行は預金やローン。不動産会社・ハウスメーカーは

不動産。保険代理店は生命保険や損害保険。税理士は税金。司法書士は不動

産の登記などに関すること。

というふうに、ひとつひとつの相続の問題を解決するそれぞれの分野の専門

家は存在します。

しかし、そのような各分野の専門家とは違って、相続の個々の問題に捉われ

ることなく、全体を見渡して、ご家族の気持ちに寄り添って、最適な方策を

考え、実行のサポート、各専門家との橋渡しやとりまとめをしてくれる存在が

必要ではないでしょうか?

そのような存在こそ、私が考える『相続コンサルタント』です。

これから“大相続時代”を迎えると言われています。

ますます「争族(家族が争う)」や「争続(争いが続く)」を防いで、「想続

(想いが続く)」や「爽続(爽やかな相続)」を実現するための生前の備え・

対策の必要性が高まって来ています。

そんななかで、私は、地元和歌山の方が、相続のことが気になりだしたら、

まず、最初に相談していただける『相続コンサルタント』としての役割を果たし

ていきたいと想っています。

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