「あるご家族の相続物語」~その⑮ 長くて苦しい夢だった!~
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円満相続の道先案内人 寺田尚平です。
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それでは、「あるご家族の相続物語」その⑮です。
※登場人物についてはこちらからご確認ください。
「あるご家族の相続物語」始まります!「お父さん、お父さん・・・大丈夫?」という長女の声で、信彦さんは目が覚めた。
「お父さん うなされていたけれど 大丈夫?」
「うん 大丈夫だ」
「お母さんが、今日、おじいちゃんとおばあちゃんを車にのせて、お墓まいり行くから、運転手のお父さんを早く起こして来てって言ってるよ」
「おじいちゃんもおばちゃんは、まだ元気なのか?」
「何言っているの?お父さん 二人ともまだまだ元気よ」
信彦さんは、今まで長い長い夢を見ていたことに気がつく。
それにしても、長くて苦しい夢だった。
父親の足の骨折による入院から始まり、認知症の発症、その後の徘徊、施設への入所費用のために父親の定期預金が引き出せなかったこと、固定資産税の支払い、アパートや実家の修理費用のこと、母親のがんが発覚したこと、母親の死亡、母親の相続手続に際して、成年後見制度を利用せざるを得なくなったこと、相続税の申告、父親の相続、その後のきょうだい間のゴタゴタ・・・
本当にいろんな問題が、次から次から発生してくる夢だった。
現実の出来事でなくて、本当によかったと胸をなでおろした。
父親と母親、妻、長女を車に乗せて、墓参りに行った日の夜、ベットのなかで、信彦さんは考えた。
「もしかしたら、こんな夢をみるのは、何かを教えてくれているに違いない」
「両親が、元気なうちに、老後のことや相続について考えておく必要はありそうだ」
「しかし、夢のようなひどい状況にならないためには、どんな方法があるのだろうか?」
「自分で本などを読んで勉強するしかないのだろうか?でも勉強するにしても、そんな時間はないし・・・」
信彦さんは、翌週の日曜日に、大型ショッピングモールのなかにある大型書店に立ち寄り、相続に関する本や雑誌を探してみた。
そうすると、多くの相続に関する雑誌やムック本などを見つけることができた。
「今まで、まったく意識して来なかったけれど、こんなに、相続に関する本が出回っているんだ」
「世の中には、相続で悩んでいたりして情報を求めている人は、たくさんいるんだ」
「しかし、これらの本を買って、読むのは大変だし、そんな時間はない 読んだところで、自分達家族にとって、どのような方法がいいのか見つけることができるのだろうか?」
そんな疑問を持ちながら、20分ぐらい相続に関するいろんな雑誌や本を飛ばし読みし、結局何も買わずに家に帰った。
続きは次回のブログで・・・
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