相続・事業承継対策は、「見えない資産」の引き継ぎが大切!
ウェルビーイング・コンサルティグ・オフィス
地域密着型相続コンサルタント 寺田尚平です
私が、以前からセミナーや研修で、お話ししている「見える資産」と「見え
ない資産」について、お伝えしたいと思います。
私たちは、資産と言えば、現金、預貯金、有価証券、不動産、貴金属などの
形として見える物的資産である「見える資産」をイメージします。
この「見える資産」を生み出すもととなっている、形のないものの存在を忘れ
てはいけないと思います。
それは、健康、知識、経験、スキル、知恵、信頼、信用、尊敬、家族や友人
とのつながり などの「見えない資産」です。
相続においては、形として「見える資産」をどのように分けて、引き継ぐか
ということが中心のテーマとなりますが、「見えない資産」をいかに引き継ぐ
かということにも着目する必要があると思います。
![](https://wellbeing-wakayama.com/wp-content/uploads/2019/02/9b4c69733699e3f194e59e89f0dd3897_s.jpg)
特に、事業を経営されているオーナー経営者の事業の相続、すなわち「事業
承継」においては、自社株や事業用不動産などの物的資産の相続だけでなく、
形のない「見えない資産」をいかに引き継ぐかということがとても重要です。
「見えない資産」として、人材、信用、信頼、技術、ブランド、ノウハウ
顧客とのネットワーク、組織力、経営理念などが考えられます。
長寿企業が、今後生き残っていくために必要なものとして、上位に挙げてい
るものは、「信頼の維持」「進取の気性」「技術・顧客の継承」などの「見え
ない資産」であり、「物的資産」は上位には挙げられていません。
(中小企業基盤整備機構 中小企業経営者のための事業承継対策より)
「見えない資産」の相続は、オーナー経営者だけのことではなく、すべての
家族においても考えておく必要性があると思います。
相続する子世代、孫世代の生きる時代は、今までの常識や考え方が大きく変
化していく時代です。
子世代、孫世代が、これからの時代を生き抜くためには、親世代の「見えな
い資産」活かし、取り入れながらも、時代に応じて変化していくことが求め
られます。
相続に関するご相談は、「見える資産」の引き継ぎに目が奪われがちになりま
すが、「見えない資産」をどのように引き継いでいくのか、お客様の気持ちや
考えを共有しながら、生前の相続への備え・対策のお手伝いをしていきたい
と感じています。
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