‟想い”が続いていく「想続」の実現
ウェルビーイング・コンサルティング・オフィス
地域密着型相続コンサルタント 寺田尚平です。
本日は午後からの研修を受講するために、現在、東京駅日本橋口のスターバ
ックスで、少々感傷的な気持ちで書いています。
ひとり旅は、人を感傷的にさせますのでお許しください。
私自身の過去を振り返ると、相続という分野を人の死にまつわる出来事とい
う風にとらえると、人にはない様々な経験をしている方だと考えています。
例えば・・・
相続の手続に、大変ご苦労されている方と一緒に、手続をスムーズにすすめ
ていくお手伝いを行ったといういくつかの経験。
もちろん、加担はしておりませんが、相続に関連する異なる手口を使った
詐欺事件に接した経験。
銀行で営業担当者となり、初めての大口預金の成約は、ご主人を亡くした奥
様から、死亡保険金の一部を預けていただいたこと。
などなど
今の仕事を始めてみて、過去に経験した様々な出来事は、現在にしっかりと
繋がっているということをつくづく感じています。
そして、このように過去のこと振り返っていると、私が接したことがあり、
残念ながらお亡くなりになられた方々の顔を思いだすことがあります。
小学校時代の一番の友達、銀行の同期で新入社員時代に独身寮で寝食をとも
にした友人、支店の次長時代の直属の上司である支店長 という私と一定期
間近くにいたことがある方々が、残念ながら病気や事故で他界しています。
彼らの顔を思いだしてみると、
「自分の分まで、しっかり生きてほしい!」
遺言書の作成のお手伝いをさせていただき、遺言書作成後に他界されたお客
様の顔を思い出してみると、
「遺言の内容をしっかりと実現してくれましたか?」
「家族は困っていないですか?」
「自分のように、生前の対策を行うことを、もっと多くの人広めていってほしい」
生前の相続への備え・対策を行っていく予定をしていたけれど、突然の不慮
の事故のため、全くの対策を行わないまま他界されたお客様からは、
「もっと早く対策を行うように、薦めてほしかったなあ~」
「早く対策を行うように、多くの人に伝えてほしい」
妄想的なのかもしれませんが、このようなメッセージが聴こえてきます。
生前の相続への備え・対策は、相続させる自分自身が、残りの人生を心置き
なく生きる「よりよく生きる」ためであり、かつ遺された家族同士が、揉め
ることなどがなく、相続発生後も円満に暮らす 「よりよく生きる」ために
も行うものです。
親は、自分が亡くなった後、子どもなどが「よりよく生きる」ことを想い、
子どもは、親が残された人生を「よりよく生きる」ことを想いながら、協力
しながら行うのが、生前の相続への備え・対策です。
私は、聴こえてくるメッセージに込められた想いを受けて、多くのご家族が
「親の想い」と「子の想い」を繋いでいく「想続」が実現できるようにして
いきたいと考えています。
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