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生前の相続への備え・対策の「出口」と「入口」とは?

ウェルビーイング・コンサルティング・オフィス

地域密着型相続コンサルタント 寺田尚平です。

今回は、相続への備え・対策の「入口」と「出口」について考えてみたいと

思います。

まず「出口」から考えてみます。

次のようなことを実行すると、一般的には、対策が完了したということにな

ります。

・遺言書の作成

・生命保険の活用

・生前贈与

・アパート建築などの不動産活用や組み換えなど

・家族信託の活用             

これらを実現するには、各士業(司法書士・行政書士・税理士)、保険代理店、

ハウスメーカー、不動産会社、銀行等の各分野の専門家が係わることになり

ます。

相続対策の「出口」には、各分野の専門家の力が必要になります。

これらは相続への備え・対策には、欠かせない「手段」であり「道具」です。

相続への備え・対策を旅行に例えると、これらは、電車、バス、飛行機、船

などの「乗り物」です。

自分や親・家族の相続への備え・対策という旅行で、このひとつの「乗り物」

で行くのが、ベストと確信して判断できる方であれば、直接、各専門家のと

ころに相談に行かれるのがいいと思います。

しかしながら、相続への備え・対策は、一部分だけを見ていては、将来的に

思わぬところで、不都合が生じることがよくあります。

アパートを建てて、節税対策にはなったけれど、相続税の納税に困る、金額

的には、うまく分割できたけれど、その後、受け継いだ資産を上手に活用で

きない といったことなどが発生します。

特定の業務や商品を提供することができる専門家は、その専門分野において

は、深い知識と経験はありますが、他の分野については、あまり関心のない

ケースが多々あります。

各分野の専門家は、旅行に例えれば、鉄道、バス、航空、客船の会社です。

それぞれの会社の窓口に旅行の相談に行けば、「鉄道の旅」「バスの旅」・・・

を提案されるか、うちではその行先には行けませんとか 言われますよね。

やはり、相続人の状況、財産の内容、これまでの事情、それぞれのご家族の

想いなども含めて、全体を俯瞰(ふかん)したうえで、どの「乗り物」で行

くか、どれとどれを組み合わせるのがいいのか などの検討がまず必要にな

ります。

相続への備え・対策では、まずはその「入口」で、それぞれのご家族の相続

に関する課題の整理したうえで、次にその目的に応じた対策までの道筋を一

緒に検討し、対策の実行のサポートを行い、その「出口」に連れて行ってく

れる専門家が必要です。

旅行に例えれば、オーダーメイドの旅行のプランニングを行い、添乗員とし

て、一緒に旅行のサポートをしてくれる存在です。

この役割は、特定の業務や商品を持たずに、それぞれの対策の特徴を理解し

ている「相続コンサルタント」が適任です。

もし「相続に関して不安はあるけど、何をしたらいいかわからない」「全体的

な目線で解決までの道筋を教えてほしい」「そもそもどんな専門家が必要な

のかわからない」というような状況であれば、地域密着型相続コンサルタン

トの寺田尚平まで、お気軽にお問合わせください。

寺田尚平のプロフィールはこちらから

https://wellbeing-wakayama.com/profile/

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