思い出いっぱいの実家だから、‟ほったらかし”にすることは避けたいですよね!
ウェルビーイング・コンサルティング・オフィス
円満相続の道先案内人 寺田尚平です。
先週の金曜日、総務省は昨年10月時点で「空き家率 過去最高の13.6%」となっていることを「平成30年住宅・土地統計調査」で発表しました。
空き家の戸数についても、最多の846万戸と、平成25年(前回調査)と比べ、26万戸(3.2%)の増加となっています。
空き家の内訳をみると、
・賃貸用の住宅 431万戸(50.9%)
・売却用の住宅 29万戸(3.5%)
・別荘などの二次的住宅 38万戸(4.5%)
・その他の住宅 347万戸(41.1%)
となっています。
その他の住宅とは、賃貸や売却用以外で長期間、不在の住宅や取り壊し予定の住宅などが該当します。
平成15年以降、賃貸用住宅の割合は低下を続ける一方、その他の住宅の割合は上昇を続けています。
空き家率を都道府県別にみると、最も高いのは、山梨県の21.3%、次いで和歌山県が20.3%、長野県が19.5%、徳島県が19.4%、高知県及び鹿児島県が18.9%となっています。
また、空き家のうち、別荘などの二次的住宅を除いた空き家率が最も高いのは、和歌山県の18.8%で、次いで徳島県が18.6%、鹿児島県が18.4%、高知県が18.3%、愛媛県が17.5%となっています。
大きな視点でとらえると、空き家が増えている理由は、人口減少で住宅の需要が伸びていないのに、大量の住宅建設が続いているためです。
しかし、平成26年空家実態調査によると、「空き家となった住宅を取得した経緯」の56.4%が「相続による取得」となっています。
また、「空き家の所有者の居住地からの距離」の調査では、車・電車などで1時間超かかるとの回答が、26.8%を占めています。
これは、実家から離れて、暮らしている子どもが、親から実家を相続したものの、活用することができずに、持て余しているという姿が想像できます。
空き家は、
・街の美観を損なる
・ゴミの不法投棄を誘発する
・火事、地震など防災上の問題がある
・犯罪の温床になる
など 様々な社会的な問題の原因になります。
私は、放置されている空き家を見かけると、「貴重な資産が有効に活用されていなくて、もったいないなあ~」とつくづく感じることがあります。
実家をリフォームして、自ら住む、賃貸にだす、売却する、あるいは取り壊して更地にして青空駐車場にする、売却する など様々な選択肢はあると思います。
しかし、人口の減少により住宅の需要が低下しているなかで、実家を有効に活用するためは、十分な検討と準備が必要になります。
自分達が育った思い出深い実家です。
放置したままにしておくのは可哀そうです。
介護施設に入所した後や相続が発生した後に、実家をどのようにするかについては、親の認知症や相続対策の一環として、早くから時間をかけて検討を行うことをおススメします。
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