「とくダネ」で放映された「急増 ‟きょうだい間”の相続トラブルの実情」
ウェルビーイング・コンサルティング・オフィス
地域密着型相続コンサルタント 寺田尚平です。
今朝8時から、フジテレビ系列の「とくダネ」で「急増 ‟きょうだい間“の相続トラブルの実情」という特集が、放映されていました。
日本で発生している相続トラブルの発生状況の目安となる「遺産分割の調停成立件数」における相続財産価額別の発生件数では、5000万円以下の相続財産の件数が75%を占めていることが紹介されていました。
私も、ずっと以前から同じデータをセミナーで紹介しています。
コメンテーターの方が「資産家のご家庭は、生前の相続対策をしっかりしているから、トラブルが少ない。何も対策をしていない普通のご家庭は、相続が発生するとトラブルなる」というコメントをされていました。
まさしく その通リです。
「うちは資産家ではないから 財産が少ないから 相続の対策なんて・・・」という言葉は、耳にタコができるほど聞きます。
それは、間違いなく「大きな勘違い」です。
相続トラブルの発生に、財産の多い少ないは関係ありません。
‟きょうだい間“の感情がもめてしまう根本的な原因です。
相続は、お金の問題である「勘定」と心の問題である「感情」が絡み合うのです。
そして、いくつかの実例の紹介がありました。
・実家の事業を引き継いだ長男と弟や妹との遺産分割に関するトラブル
・長女が勝手に、父に自分の娘に財産を遺すように遺言書を書かせた
・相続に関係のない弟の嫁が、父が作成した遺言書の内容に不服で、嫌がらせをして来る
など、何となく、悲しくて寂しくなるような 事例でした。
遺言書は、法的な拘束力があり、どのように財産を分けるかということを親が意思表示してくれているもので、相続トラブルを防ぐためには、とても有効な手段です。
しかし、その使い方を間違えると、トラブルの原因になります。
本質的に、大事なことは、生前から親・きょうだい間の話し合いやコミュニケーションに尽きると思います。
「とくダネ」では、最後に、相続トラブルを防ぐための4点を提示されていました。
・親は遺言書と財産目録をしっかり書いておく
・親、きょうだいで遺産分割の希望を話し合う
・親の遺産額をしっかり把握しておく
・きょうだい間で遺産について先に決めておく
私も同じ意見です。
親やきょうだいの間で、相続のことを話し合うのは、何となくタブー視する気持ちはわかりますが、相続トラブルを防ぎ、きょうだいの家族の間で、ずっと良好な関係を続けるためには、親が元気なうちに話し合うこと「家族会議」を開催することが重要です。
でも、家族だけで相続に関する家族会議を開催しても、上手くいかないことがあります。
・相続の話以外に脱線する
・話のポイントがズレたままで進んでしまう
・他の家族の事例を知らない
・法律的な話よりも、個人の経験に基づいた話で終わってします
などが考えられます。
家族会議をコーディネートし、サポートする 相続に関する専門知識をもった存在が必要です。
当オフィスは、和歌山で、親の相続が気になる人に、生前の相続への備え・対策についてプランニングして、様々なコーディネートを行い、全面的なサポートを行います。
総合的な「相続コンサルティング」のなかのひとつのメニューとして、「家族会議」開催のサポートも行っています。
相続のことが気になり始めたら どんな些細なことでもご相談ください。
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